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新年度 施設長挨拶

更新日:2013年06月21日

ようやく夢が叶います!
                   筑波愛児園 施設長  山口 公一

日頃から関係者のみなさまには多くのご支援をいただき感謝申し上げます。
さくらの便りと共に新年度を迎えました。
今年度は筑波愛児園にとって特別な年になります。
長い間、子どもたちと職員の夢であり、願いでありました新しい園舎が、10月に完成する運びとなりました。
振り返れば、移転新築の構想から10年近く掛かっております。
新しい園舎のコンセプトは〔個別化の徹底〕と〔保護者と共に〕であります。
個別化とは入所する子ども個々の育成歴に注目し、心情に寄り添い(共感)、心の傷が癒えるまで時間をかけて待つことであります。そのために現在13人のユニットを半数の7人のユニットにしました。居室は木造で木の温もりを感じながら自分の空間と時間が確保できるよう個室を備えました。
どうしても施設生活は集団としての活動や秩序が優先されがちでありますのでこれを機に個を意識した支援をより高めていきたいと考えています。
もう一つの〔保護者と共に〕は、施設入所後も保護者と共に子育てをしていくと言うことであります。養育という関わりは相互関係であり、育てながら育てられるものでありますから、保護者が子どもの育ちに関わることなく親に成ることはできません。入所後も保護者が子育てにより多く関わって頂けるよう、親子宿泊室を3室用意致しました。
入所後も親子が入所以前の生活を体験できることは、子どもと保護者双方の安心感を高められると期待しております。
一度崩れた親子関係を修復することは、相当な困難が伴うことであり、専門的で緻密な支援が必要ではありますが、施設の機能を集めて果敢に取り組んで参りたいと考えております。
尚、施設の完成時には「内覧会」を開催いたします。
今後とも関係者の皆様のご協力ご指導を賜りますようよろしくお願い致します。


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